深夜まで続く資料作成や手探りの集客、成長の停滞感…。僕も経験したそんなセミナー講師特有の悩みを、AIという最強の相棒と一緒に解決していくための具体的な方法を、元インストラクターで現役AIコンシェルジュの僕が徹底解説します！

1-1.「これで満足してもらえる？」コンテンツ構成の不安はAIとの壁打ちで解消しよう

セミナーで伝えたいことが溢れてきて、気づけば90分の枠に到底収まらない…。

分かります！
その気持ち、僕も痛いほど分かります！

受講生のためを思えば思うほど、あれもこれもと情報はてんこ盛りになっちゃいますよね。

そして、深夜に一人でパソコンと向き合いながら完成した構成案を見て、「本当にこの流れで、受講者さんは満足してくれるんだろうか…」って、急に深い不安に襲われる夜、ありませんか？

誰かに客観的な意見をもらいたいけど、気軽に相談できる相手もいない…。

そんな孤独な戦いに、今日で終止符を打ちましょう！

あなたの隣には、24時間365日、文句ひとつ言わずに最高の壁打ち相手になってくれる「AI」という最強の相棒がいます。

特にChatGPTのような生成AIは、まるで優秀な編集者のように、あなたの熱い想いを整理し、受講者に最も響く形へと磨き上げてくれるんですよ。

まずはAIに「セミナーの企画書」を渡そう

難しく考える必要は全くありません。

まずは、あなたが今考えているセミナーの情報を、箇条書きでいいのでAIに教えてあげてください。

ポイントは以下の4つです。

セミナーのテーマとゴール
ターゲットとなる受講者像（ペルソナ）
制限時間（例：90分）
あなたが絶対に伝えたいことのリスト

これらをAIにインプットすることが、客観的な視点を得るための第一歩になります。

AIに「優秀な編集者」になってもらおう

情報を準備したら、あとはAIにこんな風にお願いするだけです。

あなたはプロのセミナーコンテンツ編集者です。
以下の情報をもとに、ターゲットに最も響く90分のセミナー構成案を3つ提案してください。
受講者の満足度が最大化するように、情報の取捨選択と話す順番を考慮してください。

#セミナー情報
- テーマ：初心者向けCanva講座
- ゴール：受講者がセミナー後、自分一人でSNS投稿画像を作れるようになる
- ターゲット：ハンドメイド作家。PC操作は苦手。デザインセンスに自信がない。
- 制限時間：90分
- 伝えたいこと：

- Canvaの基本操作

- おしゃれに見えるフォント選び

- 色の組み合わせの基本

- 無料で使える便利機能

- テンプレートの活用法

- ブランドイメージの統一方法

- 画像作成の時間短縮テクニック

どうでしょう？
たったこれだけで、AIはあなた専属の編集者として、最適な構成案を複数パターン提案してくれます。

AIの提案から「新たな視点」を発見する

AIが提案してくれた構成案を見てみてください。

きっと、「なるほど、この話を最初にした方が受講者は惹きつけられるのか！」「この要素は、思い切って削ってもゴール達成には影響ないんだな」といった、自分一人では気づけなかった客観的なアイデアが見つかるはずです。

一人でウンウン唸っていた時には見えなかった、全く新しい視点を与えてくれる。

これが、AIと壁打ちする最大のメリットなんです！

1-2. 専門用語だらけになってない？AIペルソナによる第三者チェックで伝わりやすさUP

「初心者にも分かりやすく伝えたい」

そう思っているのに、つい専門用語を使ってしまうこと、ありますよね。

僕もインストラクター時代、良かれと思って専門的な筋肉の名前を使って、お客様の頭に「？」を浮かべてしまった経験があります。

自分にとっては当たり前の言葉でも、受講者さんにとっては初めて聞く外国語のようなものかもしれません。

でも、この原稿が本当に分かりやすいかどうか、一人でチェックするには限界があります。

「誰か、受講者さんの目線でチェックしてくれないかな…」

そんな時こそ、AIの出番です！

AIにあなたのセミナーの「ターゲットペルソナ」を演じてもらい、架空の受講者として原稿をレビューしてもらうという、画期的な方法があるんですよ。

AIにあなたの「生徒」になってもらおう

やり方はとっても簡単です。

ChatGPTに、これからレビューしてほしい文章の前に、こんな「おまじない」を唱えるだけ。

あなたは以下のペルソナになりきって、この後の文章を読んでください。
そして、ペルソナの立場で「意味が分からない専門用語」「もっと簡単な言葉で説明してほしい部分」「具体例がないとイメージしにくい箇所」を正直に指摘してください。

#ペルソナ
- 38歳の女性、ハンドメイド作家
- セミナーでSNS集客を学びたいと考えている
- パソコン操作は苦手意識がある
- Webマーケティングの専門用語は全く知らない

この「おまじない」で、AIはあなたのためだけの、素直で正直な生徒さんへと変身します。

あなたの原稿をAIペルソナに見せてみよう

ペルソナ設定ができたら、あとは実際にセミナーで話す原稿や、スライドに書く文章をAIに読ませてみましょう。

例えば、こんな文章を投げかけてみます。

（ここにあなたの原稿を貼り付ける）

今回は、SNSアカウントのリーチを最大化するためのインプレッション戦略について解説します。
まずはインサイトデータを確認し、エンゲージメント率の高い投稿の傾向を分析することが重要です。
これにより、今後のコンテンツの方向性を最適化し、コンバージョンに繋げていきましょう。

さあ、AIペルソナはどんな反応を返してくれるでしょうか？

きっと、こんな風に素直な疑問をたくさん投げかけてくれるはずです。

「"リーチ"とか"インプレッション"って、どういう意味ですか？」
「"インサイトデータ"はどこで見られるんですか？」
「"エンゲージメント率"が高いと、どんないいことがあるのか、もっと具体的に知りたいです！」

どうでしょう？

まるで、目の前に受講者さんが座ってくれているような感覚になりませんか？

自分では完璧だと思っていた説明に、こんなにも「伝わらないポイント」が隠れていたことに、きっと驚くはずです。

このフィードバックをもとに言葉を修正していくだけで、あなたのセミナーは驚くほど分かりやすく、誰一人取り残さない内容へと生まれ変わりますよ。

1-3. デザインセンスはもう不要！Canva AIやGammaでプロ級スライドを秒速作成

「このスライド、本当に見やすいのかな…」。
「もっとプロっぽく、魅力的に見せる方法はないだろうか…」。

そうやって、気づけば深夜まで一人、パソコンの前でスライドのフォントや配色をいじり続けてしまうこと、ありませんか？

その気持ち、僕も本当に良く分かります。

ちょっと変更しては「うーん、違うな」と元に戻し、また別の色を試しては「これも何か違う…」と、終わりの見えないデザインの沼にハマってしまうんですよね。

でも、安心してください。

もう、デザインセンスがないと嘆いたり、何時間も悩んだりする必要は全くありません。

なぜなら、あなたの代わりにプロのデザイナーとして働いてくれる**「AI」という、とんでもなく優秀な相棒**がいるからです。

魔法の呪文を唱えるだけ！Canva AI「Magic Design」

あなたもきっと使ったことがあるであろう、デザインツール「Canva」。

このCanvaに「Magic Design（マジックデザイン）」という、まさに魔法のような機能が搭載されているのをご存知ですか？

使い方は、信じられないほど簡単です。

Canvaを開く
「Magic Design」を選択する
作りたいスライドのテーマや内容を、簡単な言葉で5〜10単語ほど入力する

たったこれだけなんです。

例えば、「ハンドメイド作家向けのインスタグラム集客セミナー」と入力するだけで、AIがそのテーマにピッタリのデザインテンプレートを、一瞬で何パターンも提案してくれます。

もう、真っ白なスライドを前に途方に暮れることはありません。

AIが作ってくれたプロ級のデザインの中から、あなたのイメージに合うものを選んで、あとは内容を少し修正するだけ。

これまで何時間もかかっていた作業が、本当に数分で終わってしまいますよ。

文章を入れるだけでスライドが完成する「Gamma」

もう一つ、僕が腰を抜かすほど驚いたのが「Gamma（ガンマ）」というAIツールです。

これは、Canvaよりもさらに一歩進んでいて、あなたが伝えたい内容の「文章」を入力するだけで、構成からデザイン、画像選びまで含めたスライド全体をまるっと自動で生成してくれるんです。

まるで、あなたの隣に超優秀なアシスタントがいて、「工藤さん、たたき台を作っておきました！」と、一瞬でプレゼン資料を仕上げてくれるような感覚です。

もちろん、AIが作ったたたき台を元に、後から自分で自由に編集することもできます。

「まずは形にしたい」「構成のヒントが欲しい」という時に、これほど心強いパートナーはいません。

デザインの悩みから解放されるだけで、あなたの時間はもっと価値あることに使えるようになります。

空いた時間でセミナーの中身をさらに磨き上げたり、受講生へのサポートを手厚くしたり…

「デザインはAIに任せる」

これが、これからの賢いセミナー講師の新しい常識になっていきますよ。

1-4.「響く言葉」が無限に見つかる！AIによるキャッチコピー作成術

セミナーの告知文、いざ書こうとすると真っ白な画面の前でピタッと手が止まってしまう…

その気持ち、痛いほど分かります！

ああでもない、こうでもないと何時間もかけて考え抜いた渾身のキャッチコピー。

でも、いざ投稿ボタンを押す直前になって、「本当にこの言葉で、ターゲットの心に響くんだろうか…？」って、急に猛烈な不安に襲われるんですよね。

そして、また下書き保存フォルダに、公開されない告知文が一つ増えていく…

そんな孤独な言葉探しの旅は、もう今日で終わりにしましょう！

あなたの代わりに、24時間365日、文句ひとつ言わずに最高のアイデアを出し続けてくれる 「超一流のコピーライターチーム」 が、あなたのすぐそばにいるんです。

もちろん、それが「AI」です。

AIに「優秀なコピーライター」になってもらおう

やり方は驚くほどシンプルです。

ChatGPTのようなAIに、あなたのセミナーの魅力と、届けたい相手の情報を伝えるだけ。

たったそれだけで、AIはあなた専属のコピーライターとして、心が鷲掴みにされるようなキャッチコピーを、それこそ何十パターンも生み出してくれるんですよ。

ポイントは、以下の情報をAIに「オリエン（説明）」してあげることです。

あなたは腕利きのセールスコピーライターです。
以下のセミナー情報の魅力を最大限に引き出し、ターゲットの心に深く刺さるキャッチコピーを10個提案してください。
感情に訴えるもの、具体的な数字を入れたもの、意外性のあるものなど、様々な切り口でお願いします。

#セミナー情報
- **セミナー名**：AIと一緒に作る！受講生満足度が劇的に上がるセミナーコンテンツ作成講座
- **ターゲット**：30代〜40代の真面目なセミナー講師。コンテンツ作成に孤独と不安を感じている。客観的なフィードバックが欲しいと思っている。
- **ターゲットの悩み**：

- 「この内容で満足してもらえるか」常に不安。

- 資料作成に時間がかかりすぎている。

- 集客や内容について相談できる相手がいない。
- **セミナーで得られる未来（ベネフィット）**：

- コンテンツ作成の悩みがなくなり、自信を持ってセミナーに臨める。

- 準備時間が半分以下になる。

- AIという最強の相棒が手に入る。

どうでしょう？

まるで、広告代理店に依頼するかのように、あなたのセミナーの情報を整理して伝えるだけです。

AIが生み出す「無限の切り口」に驚こう

この指示を出すと、AIは本当に多様な切り口のキャッチコピーを提案してくれます。

例えば、こんな感じです。

（共感・悩み軸）：「これで満足してもらえるかな…」深夜の孤独な資料作成に、AIという最強の相棒を。
（未来・ベネフィット軸）：もう一人で悩まない！セミナー準備が半分以下の時間で終わる、AIコンテンツ作成術。
（数字・権威性軸）：受講後アンケートの満足度が平均4.8点に！人気講師だけが知っているAI活用法。
（意外性・問いかけ軸）：あなたの隣に、24時間働いてくれる「放送作家」がいたら、どうしますか？

自分一人で考えていたら絶対に思いつかなかったような言葉や、新しい切り口が次から次へと出てくるはずです。

これでもう、言葉選びで夜を明かすことはありません。

AIという最強のブレスト相手と一緒に、あなたの素晴らしいセミナーの魅力を、一人でも多くの人に届ける言葉を見つけ出しましょう！

1-5. 価格設定の迷いを断ち切る！AIを使った競合リサーチと最適価格の算出法

「この参加費、高すぎて誰も来てくれないんじゃないか…」
「いや、逆に安すぎて、価値が低く見られてしまったらどうしよう…」

セミナーの価格設定って、本当に頭を悩ませますよね。

自分の知識と経験を詰め込んだ大切なセミナーだからこそ、その価値が正しく伝わる価格にしたい。

でも、その「正しさ」の基準が分からなくて、結局一人でウンウンと唸りながら決めるしかない…

僕も、最初の頃は本当に悩みました。

寝る前に「やっぱりあと5000円下げようか…」なんて考えて、朝起きたら「いや、この内容ならもっと高くてもいいはずだ！」と意見が変わっていることの連続でした。

でも、安心してください。
そんな孤独な値付けの悩みも、AIがいればもう終わりです。

これからは、勘や度胸ではなく、AIと一緒に客観的なデータに基づいて、自信を持って価格を決められるようになりますよ。

まずはAIに「マーケティングリサーチャー」になってもらおう

価格を決める上で最も重要なのが、市場の相場観を知ることです。

つまり、「同じようなテーマのセミナーは、大体いくらくらいで提供されているのか？」を把握することですね。

これを手作業でやろうとすると、検索して、一つ一つサイトを見て、情報をメモして…と、とんでもない時間がかかってしまいます。

でも、AIに頼めば一瞬です。

こんな風にお願いしてみてください。

あなたは優秀なマーケティングリサーチャーです。
「ハンドメイド作家向けのインスタグラム集客」をテーマにしたオンラインセミナーの競合調査をお願いします。
以下の項目について、わかる範囲で5つほどリストアップし、テーブル形式でまとめてください。

# 調査項目
- セミナー名
- 講師名
- 参加費
- セミナー時間
- 内容の概要

たったこれだけで、AIはあなたの代わりにインターネット上から情報を集め、見やすい表にまとめて提示してくれます。

どうでしょう。
これを見るだけでも、「大体このくらいの価格帯が一般的なんだな」「自分のセミナーは、この人と内容が近いかもしれない」といった、客観的な立ち位置が見えてきますよね。

あなただけの「価値」を加えて最適価格を導き出す

競合リサーチで相場観が掴めたら、次はいよいよあなたのセミナーの価格設定です。

でも、ただ相場に合わせるだけではもったいない！
あなたのセミナーには、他の誰にも真似できない「独自の価値」があるはずです。

その価値をAIに伝えて、あなたに最適な価格を導き出してもらいましょう。

あなたはプロのセミナー価格設定コンサルタントです。
先ほどの競合リサーチの結果と、以下の私のセミナー情報を踏まえて、最適な参加費を「松竹梅」の3パターン提案してください。
価格設定の理由も、それぞれ具体的に説明してください。

# 私のセミナー情報
- ターゲット：インスタ集客に初めて挑戦する、PCが苦手なハンドメイド作家
- 他にはない強み：
 - 1ヶ月間の無制限LINEサポート付き
 - 参加者限定のFacebookコミュニティにご招待
 - 僕自身もハンドメイド販売で月商30万円を達成した実績がある
- セミナーで得られる未来：セミナー後、迷わずに集客投稿が作れるようになり、SNS経由での初めての注文に繋がる

このようにお願いすると、AIは単なる相場だけでなく、あなたの「手厚いサポート」や「実績」といった付加価値を考慮して、説得力のある価格プランを提案してくれます。

例えば、こんな感じです。

梅プラン（お試し価格）：競合と同じくらいの価格帯。まずは参加のハードルを下げる戦略。
竹プラン（本命価格）：競合より少し高め。手厚いサポートの価値を価格に反映させた、最もおすすめのプラン。
松プラン（プレミアム価格）：さらに高価格帯。個別コンサルをセットにするなど、特別な価値を提供するプラン。

一人で悩んでいた時には考えつかなかったような、戦略的な価格設定のアイデアが手に入ります。

データという客観的な根拠があれば、もうあなたは価格設定で迷うことはありません。

自信を持って、あなたの価値を堂々と提示できるようになりますよ。

1-6. 「大変満足」の裏側を深掘り！AIで受講後アンケートを分析し、真の改善点を発見

セミナー後のアンケートで「大変満足」の文字がズラリと並んでいるのを見ると、本当に嬉しいですよね！

頑張って準備した甲斐があったなと、心からホッとする瞬間だと思います。

でも、その嬉しい気持ちと同時に、こんな風に思ったことはありませんか？

「本当に嬉しいんだけど…具体的にどの部分が良かったんだろう？」

「『満足』という言葉の裏側にある、受講生さんの本音や、次に活かせる改善点が見えてこない…」

そうなんです。

「満足」という言葉は、僕たち講師にとって最高の褒め言葉であると同時に、具体的な成長に繋げにくい、という側面も持っています。

この漠然とした感想の中から、あなたの講師としてのスキルをさらに引き上げてくれる「宝物」を見つけ出す。

それも、AIが最も得意とすることの一つなんですよ。

AIに「優秀なフィードバック分析官」になってもらおう

やり方は、もはや説明不要なくらい簡単です。

これまで集めた受講後アンケートの「自由記述欄」の文章を、まとめてコピーして、AIにペーストするだけ。

その際に、こんな「おまじない」を添えてみてください。

あなたはプロのセミナーフィードバックアナリストです。
以下の受講後アンケートの自由記述欄のテキストを分析してください。
そして、下記の3つの観点で分類し、要約して箇条書きで教えてください。

1. ポジティブなフィードバック：受講者が特に満足した点、良かったと感じた内容
2. 改善提案・要望：もっとこうしてほしかった、分かりにくかった点など、改善に繋がる意見
3. 隠れたニーズ：文章の端々から読み取れる、受講者が次に学びたいと思っていそうなこと

# アンケートテキスト
（ここに、アンケートの自由記述欄の文章をまとめて貼り付ける）

どうでしょう？

たったこれだけで、AIはあなた専属の分析官として、膨大なテキストデータの中から重要なエッセンスだけを瞬時に抜き出し、整理してくれるんです。

「感想の霧」が晴れ、進むべき道が見えてくる

この分析結果を見ると、きっとあなたは驚くはずです。

-「工藤さんの体験談がすごく分かりやすかったです！」
-「〇〇の部分の説明が、一番心に残りました」

といったポジティブなフィードバックからは、あなたが無意識にやっていた「強み」がハッキリと見えてきます。

-「もう少し、〇〇についての実践時間が欲しかった」
-「専門用語の△△が少し難しく感じた」

といった改善提案からは、次回のセミナーで具体的に手を入れるべきポイントが明確になります。

これまで、ただ漠然とした「感想の霧」の中にいたような状態から、進むべき道筋がくっきりと浮かび上がってくる感覚です。

一人で何時間もアンケートを眺めてウンウン唸っていた時間は、もう必要ありません。

AIという客観的な視点を持つパートナーと一緒に、受講生さんの「本音」という名の宝物を見つけ出し、あなたのセミナーをさらに素晴らしいものへと進化させていきましょう！

1-7. 自分の話し方のクセを客観視！AI文字起こし＆要約でパフォーマンスを徹底解剖

自分のセミナーを録音して、後から聞き返すのって、結構勇気がいりませんか？

僕も昔は、自分の声を聞くのがなんだか恥ずかしくて、すごく抵抗がありました。

でも、講師として成長するためには、自分のパフォーマンスを客観的に振り返ることが絶対に不可欠なんですよね。

「今の説明、ちょっと早口だったかな…」
「えーっと、あのー、って言いすぎてないかな…」
「受講生さんが頷いてくれたけど、本当に伝わっただろうか…」

セミナー中にふと感じる、こんな小さな不安。

でも、自分の話し方のクセって、自分ではなかなか気づけないものなんです。

そして、受講生さんは優しくて気を遣ってくれるので、「先生、早口ですよ」なんて、わざわざ指摘してはくれません。

つまり、自分から気づきにいかない限り、永遠に改善のチャンスを逃し続けてしまう可能性があるんです。

でも、安心してください。

そんなあなたの話し方を、一切の忖度なく、冷静に、客観的に分析してくれる最強のコーチがいます。

それが、 AIによる「文字起こし」 なんです！

まずはスマホで録音するだけ！

難しく考える必要は全くありません。

まずは、次回のセミナーや、練習の様子を、お手持ちのスマートフォンのボイスメモ機能で録音してみてください。

この「録音する」という小さな一歩が、あなたの成長を劇的に加速させるスイッチになります。

AIにあなたのセミナーを「テキスト化」してもらおう

録音データが準備できたら、いよいよAIの出番です。

世の中には、「CLOVA Note」のように、無料で使える高精度なAI文字起こしツールがたくさんあります。

使い方は本当に簡単で、録音した音声ファイルをアップロードするだけ。

すると、AIがあなたの話した言葉を、一言一句、驚くほど正確に文章へと変換してくれます。

さあ、出来上がったテキストを目の前にして、あなたは何に気づくでしょうか？

無意識の口癖が一目瞭然に
「えーっと」「あのー」「〜という形でですね」といった、自分では全く意識していなかった口癖が、文章としてハッキリと「見える化」されます。
Ctrl+Fで検索してみれば、90分のセミナーで何回その言葉を使っていたかが分かり、きっと衝撃を受けるはずです！
話のペースが客観的にわかる
文字起こしされたテキストを見ることで、話が詰まっている部分や、逆に一気に話しすぎてしまっている早口な部分が、文章の密度で直感的に理解できます。
「伝わりにくい表現」を発見できる
「この一文、やたらと長いな…」「ここの専門用語、注釈がないと初心者には厳しいかも」といった、音声で聞いているだけでは気づきにくい改善点が、テキストになることで簡単に見つけられます。

「プロのスピーチコンサルタント」にもなってもらおう

さらに、この文字起こしされたテキストを、ChatGPTのような生成AIに読み込ませて、こんなお願いをしてみるのも非常に効果的です。

あなたはプロのスピーチコンサルタントです。
以下のセミナーの文字起こしテキストを分析し、改善点を3つ指摘してください。
具体的には、話のペース、口癖、専門用語の使い方について、プロの視点からフィードバックをお願いします。

# 文字起こしテキスト
（ここに、AIで文字起こしした文章を貼り付ける）

どうでしょう？

たったこれだけで、AIはあなた専属のスピーチコンサルタントとして、的確なフィードバックを返してくれます。

自分のパフォーマンスを客観的なデータに基づいて分析し、改善していく。

このサイクルを繰り返すことで、あなたの話し方は確実に洗練され、受講生の満足度もさらに高まっていくはずです。

もう、漠然とした不安を感じる必要はありません。

AIという最強のコーチと一緒に、あなたの講師としてのスキルを、次のステージへと引き上げていきましょう！

1-8. 漠然とした焦りから脱却！AIにあなたの「隠れた強み」を言語化してもらう自己分析術

他の人気講師のキラキラしたSNS投稿を見たり、満員御礼のセミナーを目にしたりするたびに、胸がザワつくこと、ありませんか？

「あの人はすごいな…それに比べて自分は、本当に講師として成長できているんだろうか」

誰かと比べて落ち込むつもりはないのに、気づけば漠然とした焦りや不安に飲み込まれそうになる。

その気持ち、僕もよく分かります。

自分の「現在地」が分からなくなってしまうんですよね。

でも、もう大丈夫です。

あなたは、他の誰かになる必要なんて全くありません。

あなたの中には、あなた自身がまだ気づいていない、唯一無二の「強み」という名の宝物が眠っています。

その宝物を、AIという客観的な視点を持つコーチと一緒に掘り起こし、ハッキリとした言葉にしてみませんか？

まずは「あなたという素材」をAIに集めて渡そう

AIに自己分析をお願いする、と言っても難しく考える必要はありません。

まずは、あなたのこれまでのキャリアや実績、想いといった「素材」を、箇条書きでいいので書き出してみてください。

ポイントは、自分で「こんなこと、大したことない」なんて判断せずに、思いつくままに書き出すことです。

これまでの経歴や職歴：講師業以外の経験も、全てがあなたの武器になります。
開催したセミナーの実績：テーマ、参加人数、回数など。
受講生アンケートの声：特に、自由記述欄の「感謝の言葉」や「良かった点」は宝の山です。
SNSやブログでの発信内容：あなたがどんな言葉で、何を伝えているか。
お客様から直接もらった嬉しい言葉：メールやメッセージのやり取りもOKです。

これらの情報こそが、あなたの「隠れた強み」を言語化するための、何より重要な手がかりになるんです。

AIに「プロのブランディングコーチ」になってもらおう

素材の準備ができたら、いよいよAIコーチの出番です。

ChatGPTに、こんな風にお願いしてみてください。

あなたは、個人の強みを発見し言語化するのが得意な、プロのブランディングコーチです。
以下の私の情報を客観的に分析し、「他の講師にはない私だけの独自の強み」を5つ、箇条書きで教えてください。
そして最後に、私のためのキャッチフレーズを1つ作成してください。

# 私の情報
- 経歴：
 （ここにあなたの経歴を貼り付ける）
- 実績：
 （ここにあなたの実績を貼り付ける）
- アンケートの声：
 （ここにアンケートの声を貼り付ける）
- SNSでの発信内容：
 （ここに発信内容の要約などを貼り付ける）

どうでしょう？

あなたはただ、事実をインプットしただけです。

あとはAIが、あなたという人間の魅力を、プロの視点から客観的に分析し、輝く言葉へと変換してくれます。

自分では当たり前だと思っていたことが「価値」に変わる瞬間

AIから返ってきた分析結果を見て、きっとあなたは驚くはずです。

「えっ、私のこんな経験が、強みになるの？」

「受講生さんは、そんな風に感じてくれていたんだ…」

例えば、「様々な職種を経験してきたこと」をコンプレックスに感じていたとしても、AIは「多様な業界の具体例を交えた説明が、他の講師にはない圧倒的な分かりやすさに繋がっている」と分析してくれるかもしれません。

自分では当たり前すぎて、もはや空気のようだったこと。

それこそが、他の誰にも真似できない、あなただけの「価値」だったんだと気づく瞬間です。

もう、漠然とした焦りを感じる必要はありません。

他の誰かと比べる必要もありません。

AIが言語化してくれた「あなただけの強み」を自信のコンパスにして、あなたにしかできないやり方で、受講生さんを幸せに導いていきましょう！

工藤 晶

工藤晶